今日は回転寿司屋に行った。
2日前からすごく回転寿司の気分で、明日が祝日なこともあり、気の向くまま立ち寄った。
そしてお寿司を10皿食べた。
食べたお寿司をその都度メモしていたのに、ちょっと前に食べたお寿司が思い出せなかった。果たしてこれは味わえているのだろうか。
〆にポテトフライを食べたのだが、これが苦しかった。一口目で既に苦しかった。なぜ注文したのか?と5〜6回自問自答した。意味不明だ。
序盤にて自分の決断を悔いた。
お腹がパンパン過ぎたので、電車で10分の帰路を歩いて1時間掛けて帰った。
オザケンを口ずさみながら帰る夜の道は、腹パンでも、一人でも、とても楽しかった。
銀杏の匂いがした。
銀杏の匂いを嗅ぐと、必ず思い出すのが高校時代のこと。
私は、愛知県の高校に通っていたのだが、高校の最寄駅から高校までの通学路には、イチョウ並木があり、秋にはたくさんの銀杏が落ちている。銀杏を避けて歩くことは不可能だ。案の定、その時期になると非常に臭い。
迂回路はあったが、カップル専用通学路(通称カップルロード)となっており、独り身が使うことは許されていなかったので、寂しく靴の裏に銀杏エキスを染み込ませながら毎日通学していた。
最初は、ああ臭いなあ、とただ思っていた。というか、在学期間は一度も芳しい香り・・・と思ったことはない。
しかし、嗅覚は古い脳の近くにあると言うくらいあって、匂いを嗅ぐと自動的にその時の記憶を思い出すようになっているらしく、高校卒業以降、銀杏の匂いがすると高校のことを毎回思い出しては懐かしい気持ちになっている。
愛知県は銀杏の収穫量が日本一らしく、その影響かイチョウの木がたくさんあったのかな。
臭い銀杏も、高校時代のおかげで、嫌いじゃない匂いになった。
思えば高校時代、青春だったな…