昨日途轍もなく辛いことがあった。
お付き合いをしている人とお別れした。
過呼吸になるくらい泣いたし、私は本当は別れたくなかった。
でも、それぐらい好きになれたということが、尊いことだよな、と思って生きる。
今は寂しくて寂しくてどうしようもないけど、時間は止まらないので、時間に任せることにしようと思う。
泣きすぎて、今朝の自分は初めて見る顔をしていた。
今日の午前中は本を読んでいた。本を読むと、無条件に落ち着く。
私が今日読んだのは、『伊集院光とらじおと』というラジオ番組の俳句コーナーの作品集『次の角を曲がったら話そう』という本である。
人生を言い当てる句や、本当にどうでもいいけど共感できる句など、様々な人の様々な句が載っているから、おもしろい。
そして、自由律俳句だから、本当に自由なのである。Twitterと何ら変わらないと感じる句もあったりする。
これも芸術か〜、へ〜、などと思いながら、軽い気持ちで読むのが楽しかった。
そして、午後は、SONE(ソネ)という神戸の有名なジャズライブレストランの昼下がりのジャズライブに行った。
気になってはいたが、行けてなかったので、この際勇気を出して行ってみた。
開場20分前に着いたが、すでに長蛇の列。とりあえず並ぶ。入れなかったら、その時はその時。と言い聞かせながら並んでいたが、すぐに私の後ろにも人が並んだため、ホッとした。
無事入場。席もちゃんと座れた。喉が渇いたからドリンクを注文した。1ドリンク500円。
こんなところで飲むアイスコーヒー、ハイカラですね。
20代で1人で来ている人なんて他にいなかったから、ドキドキしながら待っていたけど、開演時間になったらそんな不安もどうでもよくなった。音楽の前ではみな平等。
人生初の生演奏ジャズライブだったが、空気の振動というものを感じられた気がする。
本当はもっと演奏者の熱意を感じたかったが、私の受け皿がまだまだなのか、どかーんと吹っ飛ぶような感動はなかった。
吹っ飛ぶ感動は、夜に、ということなのかも。
その辺はさておき、でも、心に残るものはあったと思う。言語化はできないけど、自分の中には積もっているはず。今日の経験は良い経験だった。
また聴きにこよう。
ジャズライブを楽しんだあとは、近所の図書館まで足を運んで、本を読んでいた。
途中でうたた寝をしてしまったが、本を読みながら寝るなんて1年ぶりくらいだな、と思い、ちょっと嬉しくなった。(普段は眠くなったら、読書を中断して寝ている。)
やっぱり本が大好きなのである。音楽もそうだけど、病んでる人間の友達だと思う。
今日は目が腫れすぎていて、化粧ができなかったため、一日中伊達眼鏡で過ごしていた。
伊達眼鏡にマスクをしており、さらにはコテコテの古着ファッションでしたので、まさしく武装。挑発。ファッションは武装だって誰かが言っていた。
まあ今日はいい日だった。私はいい街に住んでいるんだと思うよ。このことに感謝をして生きたいな。