前半
ゼロウェイストアクションホテル「HOTEL WHY」の宿泊記録です。
◎目次◎
1〜3は前半で!
4.ゼロウェイストについての学び
ホテルに宿泊すると、上勝町で行われているリサイクルの取り組みや、この場所ができた経緯などの話を聞くことができます。
詳しいことは、私が書くより、実際に行って話を聞いた方がいいと思うので割愛しますが、とにかく勉強になりました。
紙のゴミでも種類によって、処理するときにお金が入ってくるものと、出ていくものがあったり、
企業が率先してプラスチック容器の回収とリサイクル(おもちゃにしたり)を行っていたり、
詰め替えパックから作られたおもちゃ
22年後には日本のゴミを埋め立てる場所がなくなる、だったり。
本当に勉強になりました。
また、ホテルはゼロウェイストセンター内の施設のひとつなのですが、センター内には交流スペースがあります。そこには何冊かゼロウェイストに関する本が置いてあり、それを読んだりすることでも、理解を深めることができます。
プラスチックは100%のリサイクルはできない、とか、本を読んで初めて知りましたね。
その日の晩はひたすら本を読み耽り、考え、紙にメモして、また考え、を繰り返していました。
静かに没頭できる環境でした。
5.ごはん
ここでは夕食の用意がないので、自分で夕食を手配しなければいけません。
私は徳島駅近辺で購入したものを食べました。
BLTといちご。美味しかったが、いちごにしたことを深く後悔する(ご飯ものが食べたい気分だった)。
足があれば、町内にブルワリーがあるので、行きたかったのですが、あいにく運転できないため断念。
ここのブルワリーも町の発信拠点の1つとして、ゼロウェイストセンターと同じく注目されているところです。
朝食は付いており、スタッフの方が客室まで持ってきてくれました。
組み立て前。容器が全てサステナブルでかわいい。
組み立て後。ベーグルバーガーとミネストローネとヨーグルトグラノーラ!
ひとつ滞在中に気付いたのは、お部屋ではキャンプ用品がたくさん使われていたこと。
コーヒーのドリッパーだったり、椅子だったり、ランタンも・・・
キャンプはサステナブルなのか!そしてかわいいものもあるのか!とこれまた新たな発見をしたところです。
6.コンポスト
滞在中6分別したゴミを、センターで45分別しました。
中でも1番印象的だったのがコンポスト。
コンポストは、食べ物などの生ごみを微生物に分解させることで堆肥を作るものです。
存在は知っていましたが、初めて自分の出した生ごみをコンポストに入れたので、なんだか感慨深くなってしまいました。
7.感想
ホテルに泊まってみて、1番強く思ったことは、たまには自然に囲まれたいということ。
宿泊するまで、気持ちがざわついていたり、考えに詰まることが続いていたので、自然豊かな山奥に身を置くことで気分を一掃できて最高でした。
ホテルにいる間、「ああ、毎日何をそんなに頭でっかちになっていたんだろう」と、思えたほどです。
素敵な空間で、しっかりと休息を取ることができたんだと思います。
また、私の家は現在物が多く雑然としているので、日頃落ち着かなかったのですが、家以外で一晩過ごすことで、そこに対しても、「ちゃんと不用品は手放そう。そして、HOTEL WHYのようなインテリアを目指そう。」と決心することができました。
家にずっといると片付けの気力なんて湧いてきませんからね…
手放す時は、ゴミという形ではなく、なるべく再利用できる形で、ものを買う時は、蚤の市などを利用する。
徐々に持ち物を減らしていきたいな〜と思いました。
あとは、SDGsの観点から、なるべくサステナブルなものを使っていきたいと思いました。
たとえば、プラ用品をなるべく使わない、とか、マイボトルを使う、とか。
3Rは無理でも、2R(Reduce, Reuse)ぐらいは心がける、とか。
ゆくゆくはコンポストも置いてみたいですが、そこはまだ手に負えないので、できるところから始めていきたいです。
人生で初めての、純粋な一人旅でしたが、意外となんとかなりました。
数年前、一人旅に挑戦して挫折したことがあるのですが、その時よりたくましくなっている自分に嬉しく思いました。
ホテルを予約しちゃえば行くしかない。そうやって先々の予定を無理矢理にでも決めることで、自分を行動に持っていけるというのも、ひとつ勉強になりましたね。
この経験で感じたことを日々行動に起こせるように、具体的に何をしたいか、まずは考えます。
今日からここはサステナブル日記になるかもしれません(続くといいですね)。
とても素敵な場所でした。一生の思い出。
〜ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます〜